インビザライン症例
こんにちは!年明けから急に雪が多く降り出しましたが、皆様ご無事に過ごされているでしょうか。
当院は駐車場の除雪も業者さんにお願いし(いつもありがとうございます。)、診療も滞りなく行っています。
安心していらして下さいね。
今回は久しぶりにインビザラインでの矯正の症例のご紹介をします。
患者さんは20代女性の方で、歯の重なりを治したいとの主訴で来院されました。お口の中を確認すると上下の前歯の重なりが強く、上の前歯が下の前歯よりも大きく前方に突出している状態でした。また、CTを撮影し確認したところ顎の骨が非常に薄く歯全体の移動が出来る量が限られている状態でした。
金属アレルギーもあることから、金属製のワイヤーを用いた矯正ではなくインビザラインでの治療をお勧めさせてもらい、治療をおこなっています。
今回のように細かな歯の移動量の設計が必要な場合、インビザラインは非常に優れた治療方法といえます。CTで撮影した骨の状態を照らし合わせ、ソフトウェア上で0.1mm単位で歯の動きを決めていき、その動きを再現したアライナーを作成します。親知らずをすべて抜歯したうえでアライナーを用いた矯正治療を開始し、2年1か月の治療を行いました。
長期の治療にも関わらず最後まできちんとアライナーを使用していただき、また遠方からの来院を継続してもらったため、しっかりとした治療を行うことが出来ました。長い間お疲れさまでした。
これからは保定期間になります。せっかく治した歯並びが後戻りしないように保定装置の使用と定期受診を宜しくお願いします。
※症例紹介はすべて患者さんの承諾をいただいて掲載させていただいています。
治療装置 インビザライン(マウスピース型カスタムメイド矯正装置)
治療期間 2年1カ月
費用 880,000円(税込)
代表的なリスク 痛み・治療後の後戻り・歯根吸収・歯髄壊死・歯肉退縮
※マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置は完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象とはならない可能性があります。