まるやま歯科医院

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お知らせ

2023.4.6 / 施術例

前歯の被せ物のやり直し

こんにちは。

4月に入り、新生活が始まった方も多いのではないでしょうか。

今年はマスクを外す機会も増えて、お口の中のお掃除やホワイトニングなどのご相談が増えてきています。

何でもお気軽にご相談くださいね。

今回は、被せ物のやり替えを行った症例のご紹介を行います。

患者さんは20代の男性です。左上(向かって右上)の前歯の被せ物が気になるとのことでした。

確認すると、古い被せ物の劣化に加えて左右の前歯の大きさが不揃いな状態です。

このような場合に有効なのが、模型を起こし分析して仮歯を制作することです。

大きさやかみ合わせを正確に測定することでどのように治療をすすめるか決めていくのです。

今回は被せ物のやり替えだけでなく、反対側の歯に白い材料を盛り足すことによって左右の大きさを揃えています。

この状態で必要に応じて仮歯の調整を行いながら機能的にも、審美的にも問題が生じないことを確認して、最終的な被せ物の型取りに移行します。

以前通われた歯科医院では、メタルコアと呼ばれる金属の土台を用いて治療がなされていたようです。この金属を除去することによって歯が折れてしまうリスク、取り除かないことで光を通らなくなるため不透明感がでるリスクを伝え、どちらが良いか患者さんと話し合いました。

話し合いの結果、今回はメタルコアを残して治療することにしています。

術後になります。今回はセラミック(ジルコニアボンド)で被せものを制作しました。

先ほどの説明の通り、若干の不透明感はあるものの患者さんには非常に満足して頂けたようで、安心しています。

自宅でのしっかりとしたお手入れと、定期受診に通って頂くことで長くお口の中で機能すると嬉しく思います。

 

治療内容 右上1CR充填 左上1セラミッククラウン(ジルコニアボンド)
治療期間 1か月
費用 77,000円(税込)(左上1)+保険診療(右上1)
代表的なリスク 脱離、チッピング